The BEATLES Cover Unit さいもん

私たち「さいもん」は、主にアコースティックでビートルズカバーをやっています。 数あるビートルズ 曲の中でも、美しいメロディーやコーラスがいいなと思った曲を、 素直に、シンプルに、楽しく、表現することを心がけています。   私たちにとって偉大な存在であるビートルズ に敬意を表して、 ビートルマニア視点ながらも、ビートルズ を知らない、 一人でも多くの人に、ちょっとでもビートルズっていいんだなと思ってくれると幸いです。   東京、埼玉、千葉のライブハウスや、ライブバーのイベントに出没して ビートルズを楽しく

ビートルズ・ファンの間では毀誉褒貶?映画「イエスタデイ」④【エド・シーランだ!】

映画「イエスタデイ」

  

エド・シーラン

エド・シーラン、どうせ形だけの顔見世興行だろうと思っておりましたが、大変失礼いたしました!

顔見世どころか、ジャック君が世に出るきっかけを作り、赤毛とラップをいじられ、作曲勝負では潔く「まいりました」と頭を下げ、売れて悩むジャック君の友人となり、最後に毒杯を吐き出す場面を提供してあげる、と八面六臂の大活躍です。

 

この映画、エド・シーラン出ていなかったら『ヤァ!ブロード・ストリート』的な失敗作(決めつけてます、すみません)になっていたかもしれません(笑)。

 

※ポールファンの方、すみません。こうは書きましたが、『ヤァ!ブロード・ストリート』、公開時に2回劇場で観てますし、DVDも持ってます(笑)。ちなみにワタクシはポールファンです(笑)。(①の回でも言いましたね💦)

 

エド・シーランが出てくると明らかに画面が引き締まるのがわかります。

映画ではどうにもキマらない我らがポール・マッカートニー大先生とは大違いです(苦笑)。

エド・シーランさん、よくぞ引き受けていただきました(笑)。

さすがです。

 

ジョン

この映画、このシーンだけでも観る価値があるのではないでしょうか。

 

先のビートルズを知っているお二人にここへ行けと言われたジャック君がタクシーで赴いた先にいたのは、そう、78歳になったというジョン・レノンでした。

ジョンが出てきたときのびっくり感は相当なものでした!そっくりなので。

予備知識なし、で観に行ったことに感謝です(笑)。

 

あっちの世界のジョン・レノン、船乗りだったそうです。

 

ビートルズしてないので、もちろんあの悲劇には見舞われてません。

 

78歳ですが、顔、メガネ、髪型はホワイトアルバムくらいのジョンが少々ふけた感じです。

いつも隣にいるお方と出会ったかその前か、そのあたりの感じでしょうか。

なので、あの方はいません(笑)。

一人暮らしのようです。

でもジョンな感じの ‘絵’ は描いています。多分、趣味の世界です。

穏やかに、非常にそれらしい言葉でジャックに人生語ります。

 

泣けます!

 

ロバート・カーライル

観終わった後に知りましたが、このジョン役、誰かと思えばロバート・カーライルだったのですね。

アメリカドラマの「ワンス・アポン・ア・タイム」で、‘ルンペルシュティルツキン’ という悪魔のような役を圧倒的な演技力で怪演していました。

特殊メイクもすごいですが、彼の演技力あってのあのジョンだったか、と妙に納得しました。

個人的には、あっちの世界のジョン、ややふっくらした感じがグッドでした。演じるロバート・カーライルは痩せ型だと思いますので、わざとかな、と。

 

 「有名になっても太りたくないので食べたいものも食べられない」と言っていた(という記事を読んだ気がする)ジョン、あっちでは好きなものを食べられたのかな、と。

変なストレスもないのでしょう、78歳にしては若い。

 

泣けますね。

 

おわりに ビートルズを残すぞ

さて、映画「イエスタデイ」、去年の「ボヘミアン・ラプソディ」のように妙に世間を巻き込むような派手さもなく(笑)、そうなると興行成績もさほどパッとしないのではないかと推察されますが(失礼)、地味にいい映画です!!

みなさん、ビートルズを残しましょう!!


P.S.

この際、ラトルズさんにも映画作っていただきましょう(笑)。

エリック・アイドルさん、よろしくお願いいたします!!

 

(おわり)

 

筆者について

さいもん(A)・ギター担当。ビートルズ大好き歴数十年!1963年生まれ さそり座。近頃、忘れっぽいことがもっぱらの悩み。 

 

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